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【レビュー】J1 第3節 ベガルタ仙台 VS ヴィッセル神戸 ~ベガルタが前半11分までに魅了した4つの攻撃的作戦とは~

第三節ベガルタ仙台ヴィッセル神戸のレビューを行っていきたいと思います。

まずは復興記念マッチということで、毎年にはなりますが、こうしてサッカーが当たり前にあることを感謝しなければいけないなと思っています。

ベガッ太ブログが素晴らしい内容だったので、共有させていただきます。

ベガルタ仙台ベガッ太BLOG



さて早速試合に入っていきますが、ベガルタのフォーメーションは3-4-3の開幕戦と同じようなスタメンでして、前節からの変更点で言うと、関口選手に代わり、石原崇兆選手 またトップにジャーメイン選手 が入り、シャドーに石原直樹選手,阿部拓馬選手が入るというスタメンになりました。

 

 

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ルヴァンカップに勝てたこともありますが、ここでスタメンを入れ替えてきたことは正直驚きでした。やはり競争を促していくというところを、渡辺監督は意識されてるかなという風に感じました。 一方神戸ですが、前節と同じスタメンとなりました。中盤は流動的ですので、あまりフォーメーションにの話は不要かと思います。

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ベガルタが前半から始まって、点を取るまでに準備してきた作戦がいくつか見受けられたので、相当渡辺監督は用意してきたのだなという風に感じました。

いくつか紹介したいと思います。

 

まずは 3分のヴィッセルコーナーキックからです。

ヴィッセルのコーナーは終始ショートコーナーからの、イニエスタ選手とポドルスキ選手の2名で崩すパターン、これを渡辺監督は読んで対策をしていました。

丸をつけてるのは石原直樹選手のポジションなんですが、イニエスタポドルスキイニエスタとつないだ瞬間に、石原直樹選手は守備を捨てて、相手陣に走って行きます。

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ここでのセカンドボールを石原直樹選手が、フリーで受けることによって、ベガルタのカウンターが発動します。一斉に相手陣に走り出した時には、5名の選手が横並びで走っていました石原崇兆選手、石原直樹選手、永戸選手、ジャーメイン選手、兵藤選手の5名はどちらかと言うと身長が低い5人ですから、おそらく準備してきたのではないかなというふうに考えています。ここから最終的には3対1の状況を作れましたので、ここは決めたかったなというのが正直なところです。

 

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またベガルタの新しい攻撃パターンとして、同じく前半3分のシーンです。

再度に流れたボールを石原崇兆選手が拾って、兵藤選手と永戸選手がサポートに入ったシーンです。普通であれば、ボランチの選手とウイングバックの選手とシャドーの選手を3名で、トライアングルを作って崩しますが、シャドーの選手が中に入って、センターバックの選手がここまで上がってくるというのは、攻撃に厚みが増します。これはベガルタの強みにしていきたいところです。

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また同じような 7分にもありました。このシーンも平岡選手が上がってくることによって、サイドで石原直樹選手と蜂須賀選手を見ている二人が張り付きになっていることによって、平岡選手はフリーでボールを動かすことができます。

やはりこのシステムの特長を生かすには、こういったシーンをどんどん作っていくことで、より攻撃的なサッカーができるんじゃないかなというところです。

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また前半8分のシーンです。

右からのコーナーキックの時に阿部選手がフリーでボレーシュートを打ったシーンですが、蹴る前は阿部拓馬選手はペナルティエリアとセンターサークルの間ぐらいに位置取りをしています。ここからファーサイドに流れ、コーナーキックからのダイレクトのボールをのフリーでシュートを打つことができました。これも用意した形なんじゃないかなというふうに考えています。

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そしてベガルタが先制する11分のシーンです。ここについては永戸選手の精度の高いクロス、そしてシマオマテ選手の身体の強さといったところで、ゴールが生まれました。ここでシマオマテについていたのが、サイドバックの初瀬選手ということで、ここはベガルタが用意したというよりは、ベガルタのスタメン変更による、ヴィッセルのマーク受け渡しまで決めきれてなかったのではないかと。

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ここまでベガルタは色々と準備してもなものを発揮することができました。

①前半3分の相手コーナーキックからの見事なカウンター

センターバックが効果的に上がってきて厚みを増す攻撃

コーナーキックでフリーを作った動き出し

コーナーキックで相手とアンマッチを作らせる

 

これらはおそらく用意してきたものと考えており、今回のようなビッククラブとの対戦については、やはりこういった対策といったところが必要なのではないかなと改めて感じました。今年については非公開練習が増えると思いますが、そこは試合に勝つための執念というところで感じていただければなと思っています。

ヴィッセルがはこういった対策について、まだ対応力ができていません。

それは選手がたくさん入れ替わって、これから連携を深めていく段階で、個に頼ってるところがありますので、次回対戦する時には上記の対策は講じてくると思いますので、今回は何点か点取るチャンスが前半にあっただけに決めきれないところは残念でした。

今回の対戦でヴィッセルから大量点を取るチャンスは十分あったと思います。やはりりそこを決めきる力がないと、このような対戦ではなかなか勝てないというのが現実だと改めて感じました。

 

まだ前半10分までしか書いてないのですが、内容が濃かったので一つにまとめさせていただきました。続きについては、明日以降にかければと思っておりますが、始めたばっかりなもんで、生活に支障が出ない範囲で頑張っていきたいと思います。

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